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高齢犬・高齢猫について 《講習会》 [にゃんこ・わんこ]

昨日、雨の中講習会に行ってきました。
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講師は獣医師の荒井延明先生。ユーモアがあって、わかりやすくお話してくださいました。

高齢といっても、犬なら大型犬5~6歳くらい、中型犬6~7歳くらい、小型犬7~8歳くらい
猫は平均6歳くらいから徐々に老化が始まると考えられているそうです。

そういわれると、我が家の犬も猫もみんな高齢のくくりに入っています。

同時に寿命もここ9年くらいの間に、犬は2歳、猫は4.5歳も伸びたそうです。

加齢による病気では8歳以上の犬の場合は腫瘍疾患と循環器疾患が、
若い犬に比べて3倍強の発生率。
猫は、0歳では感染症が40%で一番多いけれど、その後は感染症は減り、
代わりに泌尿器疾患が23%と増加。
年齢推移では、6歳を境に腎臓病の罹患率がぐっと増加。

日常のチェックでは
①体をさわる。 ドライワイプ(からぶきのこと。フローリングワイパーシートのドライタイプが使えます。
  成分の流動パラフィンは犬猫に無害)をして皮膚表面の感触汚れ、アレルゲンの除去
②歯磨きの習慣 歯周病は万病の元。10cm角に切ったガーゼで歯の表面を拭くだけでも違う。
③飲水量不足に気をつける。 唾液量の減少には待てさせて、唾液を出してからご飯をあげる。
④ドライフードはぬるま湯でふやかしてあげる。(熱湯は×)
⑤消化吸収力が衰えるので、食事の回数を増やす。
⑥食器を台の上に置き、頭を下げずに食べられるようにしてあげる。
  我が家では、ホームセンターで10cmの高さの小さな木の台を買ってテーブルにしています。

栄養では、良質のたんぱく質を含んだものがよい。(低蛋白はダメ)
サプリメントは酸化防止になるものをえらぶ。

介護は必要になったときには、だいたい人の介護と同様ですが、
部屋の角、隙間などの空間に入り込んで出られなくなることがあるので、塞いでおく。

Q&Aの中でマイクロチップについて
マイクロチップを入れていることで、CTやMRIの撮像に影響があるといわれたので入れることを
迷っているという質問が出たのですが、確かに場所によっては影響はあるので、その場合には
獣医師に入れていることを知らせてくださいとのこと。
だからといって将来やるかどうかわからないことを見越してマイクロチップを入れない選択をするのは
ナンセンスともおっしゃっていました。

高齢といわれると、まだまだ元気なのに・・・って思うので、
それよりもシニアのほうが少しは若い感じがしますよね。

犬も猫も年を取るのは人よりも速いから、元気なうちからいろいろと準備して行こうと思いました。
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