神奈川県動物保護センター見学会 [にゃんこ・わんこ]
昨日、犬の学校の課外授業で神奈川県動物保護センターに行ってきました。
こちらの所管は、28市町村(横浜市、川崎市、横須賀市、相模原市及び藤沢市を除く)です。
そして、昭和47年㋃に神奈川県犬管理センターとして開設された施設です。
現在は、職員さんと、登録ボランティアの団体・個人の方の努力で命を繋ぐ活動にシフトされています。
もともとが、犬の管理センターだったので、今の建物の中には猫の居場所がないのが現状です。
ただ、こちらのセンターでは、犬は2013年、2014年と殺処分0を更新しています。
そのうえ、ねこもついに2014年には殺処分0を達成しました。
ねこは、外を歩いていても保護はできません。
収容されるのは、乳飲み子の子猫が多いわけです。
このこたちは、2,3時間おきにミルクを飲ませ、排泄をさせ…と手がかかります。
現実に、収容されても職員さんだけでは手が足らないし、施設は土日はヒトがいません。
少数なら職員さんが家に連れ帰って…ということもできますが、季節になるとそんなこともできず、
結局処分せざるをえない…というのが今まででした。
動物慰霊塔です。
今、神奈川県では、乳飲みの子猫が収容されたときには、
猶予期間であっても保護ボランティアのうち「乳のみボランティア」さんに連絡を取って
すぐに預けて哺乳をお願いするシステムができあがって以来、子猫の処分が減り、
ついに殺処分数0になったそうです。
そういう乳飲み子については、できるだけ2匹いっしょの譲渡もしているそうです。
こちらでは登録ボランティアは団体、個人ともに数も多く、センターと連携して活発に活動されています。
センターの譲渡会だけでなく、保護団体に移動した犬や猫たちの情報も公開されていて、新しい飼い主さんを待っているそうです。また、年に1回は譲渡された犬猫の同窓会があったり、近況報告なども廊下に張り出されていました。
収容室にいたねこさんたち
殺処分0は、並大抵のことではないです。
本当なら収容0であることが目標ですよね。
私たちは、終生飼養と迷子防止に気をつけましょう♪
こちらのセンターは老朽化していること、
処分する施設から生かすための施設へ…
平成31年に建て替えが計画されていて
神奈川県知事を筆頭にキャンペーンをしているところです。
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処分する施設から生かすための施設へ・・・
少しずつ、動物愛護への心ある考え方が根付いてきましたね(^.^)
by のらん (2016-03-12 15:22)
そうですね。
それにはボランティアや保護団体、個人で保護して里親募集する方、哺乳ボラの方…といったみなさんの力のおかげとセンターの方もおっしゃっていました。
by 女系猫猫犬家族 (2016-03-14 17:12)