はっちのこと

2020年4月ごろ姿を見せるようになって、
すぐに去勢手術してリリース。
それからずっと我が家がご飯担当だったはっち。
娘にはよく慣れて、娘のスマホに付いている鈴の音で
走ってきていました。

夏の間蚊のアレルギーで3年間毎年投薬していて、
お外の猫なので、抗生剤しか上げることができず
それが心配だったので、今年から自然療法に変えたところでした。

この時には気づかなかった。

そんなさなかの6月にちょっと食べムラがあったのですが、
それほど気にしていませんでした。
そして、20日に来なくて21日に来た時には
口元が痛々しく、22，23日にはまた来なかった。
24日に別の場所で探していた私の声に反応して
声を出してくれた時には、口はよだれで汚れていて
クリニックでもらってあった薬をちゅ～るにまぜてあげたら
それだけはなんとかなめたけど、他は全く受け付けず、
毎日同じ場所にはいたものの、やはり水を張ったお皿の
ちゅ～ると薬をなめるだけ。
捕まえようにも逃げてしまい、手が出せませんでした。
28日までは、なんとかちゅ～ると薬と少しの水はなめたけど、
飲まず食わずには変わりなく、眼に見えてやせていってしまいました。

なんとか保護して、助からないまでもそばで…という願いもむなしく
29日、30日にはいつもの場所にはっちは来ませんでした。

今日雨の中、いつもはっちがいた場所近くの土手を下りて
探しましたが見つけることはできませんでした。
猫は亡くなるときに姿が見つからない場所に行くといわれていますから
見つからないのも無理はないんですが、
見つけられれば、私たちもあきらめがつくので、
そういう思いは届きませんでした。

ここ数日の暑さの中、ほとんど水も飲んでいない状態で
無事でいられるはずないですものね。

今考えると、夏の間だけとはいえ、3か月ほど抗生剤を飲ませていたわけで、
他の病気になりやすいということはなかったんだろうか？
そんなことも考えてしまいます。
それだけ、外にいる猫たちはいろいろなリスクを抱えて
生きているのですよね。

娘はまだ亡くなったかもを信じたくないようですが、
私は自分の気持ちに区切りをつけたいと思います。

帰宅途中の娘と遊ぶことが多かった

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